立山室堂さんぼ その22011年09月30日

気圧の谷が近づき、昨夜から時折雨になりました。この雨の後、また一つ秋めくと聞きます。今年はセンセーショナルな季節の変わり目。

夜勤から帰り、急ぎスカイシップへ。Nnイントラの初中級クラスを受けてきました。気がつけばもう月末、今日がホントのシメというコトでしたが、何しろ明けの日は寝ボケも手伝って(笑)ミス率が高いのが難点…。メンバーさんには「目が寝てるよ」なんて言われる始末。でもどうにか頑張りました。

さて、立山室堂の続きです。

立山黒部アルペンルートのHPには「室堂周辺は紅葉が見頃を迎えています」とありましたが、実際はもう少し先だったようです。まあいいか。

室堂 みどりが池

みどりが池が水を湛えてました。周りの低い木はハイマツです。

紅葉が始まっていたのは雷鳥沢。緑の中で赤や黄色が映えてキレイです。これから秋が深まっていくにつれ、絨毯のような光景になるのでしょう。

雷鳥沢と紅葉

血の池

湿地帯の土に含まれる酸化鉄が池を赤く見せて、この辺りは血の池と呼ばれています。室堂エリアはいろんな光景が見られます。

ハイマツの下に雷鳥がいました!!既に初雪が降ったという立山室堂ですが、この雷鳥もおナカの辺りは既に冬の白い羽毛に変わっているようです。逢えるとは思ってなかっただけに感動~。

冬色に変わり始めた雷鳥

そういえばこの3月までは485系雷鳥を追っかけてたんだった…(爆)。

立山は火山です。今も常願寺川上流域にある立山カルデラは崩落が続いていて、国の砂防事業が行われています。
また室堂の近くにはいくつもの噴泉が異様な光景を見せていて、ズバリ「地獄谷」と呼ばれています。カルデラと共に火山としての存在を感じるところ。

地獄谷をえんま台から見下ろすとこんなカンジです。

地獄谷モクモク

硫黄があちこちに湧き出して

谷まで行ってみました。こんなカンジ。とにかく硫黄臭がすごいんですが、あっちでもこっちでもボコボコ泥混じりの湯が湧いていて不気味な位でした。かつてここを地獄と称した人の気持ちが判るような思いです。

霧がかかり始めたみくりが池

みくりが池に戻ると、次第に雲が山々を隠し始めました。しばらくして辺りは真っ白になってしまい、視界が効かなくなりました。どうやらそろそろ下界(??)に戻らなければなりません。

観光シーズンとあって団体客も多く、高原バスは何台か続行で運転していたようです。帰りは最前列の一人用シートに座りました。

白いベールの中を、バスは足取りを確かめるようにゆっくりと降下していきます。

帰りのバスの車窓は霧で真っ白に

秋の空はやっぱり気まぐれでした。早朝に金沢を出ていればもっと満喫出来たのかもしれませんが、垣間見られた絶景に大満足な一日でした。

今は歩き回ったせいか筋肉痛です(笑)。

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_ MusicArena - 2012年09月06日 16時40分

美女平~室堂

立山ケーブルカーの乗車時間は僅か6~7分であるが、その間、標高差にして500メートルを一気に登坂する。登り切ったところが標高977メートルの美女平である。ここはもうかなり涼しくて、下界からは10度以上気温は低くなる。

ここから高原バスが頻繁に出ていて立山の登山口である標高2450メートルの室堂まで直通で行くことが出来る。所要時間はおよそ50分、弥陀ヶ原台地をつづら折りで標高差およそ1500メートルを登っていく。

美女平は杉とブナの大木が密に生い茂っている原生林の真っ只中にある古くからの避暑地だった。今は更に高地に出来た宿泊施設に押されてホテルは閉鎖されてし...