触れない本質2016年02月03日

今日は節分。豆まきに恵方巻にと季節の話題があちこちから聞かれました。夜勤から帰る時はまだフワフワと、しかし青空から雪が舞っていたのに、そのうち止んだみたいです。

夜はスカイシップでYhイントラの初中級クラスを受けてきました。新しくなったコリオは、つい冬場に溜めこみがちな脂肪を燃やすには至って効果的。適度な難度に高めの強度。もちろん体幹を要求されます。
1週目にしてあれだけ…さて来週以降もお楽しみですネ。

今朝からTV各局では清原選手の逮捕について取り上げてました。

覚せい剤の使用はもちろん犯罪です。しかし薬物依存という観点ではどうなのでしょう。どの番組も、どのコメンテーターも触れてはいませんでした。

薬物依存はそもそも犯罪ではなく病気なのです。脳が薬物のもたらす快楽を覚えてしまうと、やがて耐性が出来あがり量がどんどん増えてしまいます。結果薬物を求めてしまうのです。

その薬物がどんな種類のものかで、病気とみなされる場合もあれば、犯罪とみなされる場合もあるということです。麻薬や覚せい剤など違法性の高いものは犯罪である一方、堂々と法に触れないような薬物が大量に出回っているのも事実。

現役引退、指導者として球団から誘いがなかった、離婚…彼には薬物依存となる鍵がいっぱい重なったのでしょう。

単に犯罪者として非難するだけなら簡単です。しかし本質はもっと違うところにあったはず。2年も捜査していたなんて簡単に言いますが、それよりも救いの手を差し伸べるチャンスはいくらでもあったはず。彼自身も一人の患者として本当は助けを求めていたのかもしれません。

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