トライスター2016年07月23日

今日から何か梅雨の晴れ間から真夏へと、暑さの質が変わったように感じます。やっぱり季節なり…かな。

夜勤から帰り、夕方まではのんびり過ごせました。その後は竪町のNでカットとカラーしてもらいました。重く感じていたトコも軽く仕上げてもらい、やっとスッキリ。

今夜NHK総合でロッキード事件のドラマが放映されてました。

かつて民間機事業の切り札としてロッキード社が送り出したヒコーキ、L-1011トライスター。日本ではANAのフリートとなり国内幹線・主要ローカル線、のちに国際線にも進出した、名バイプレーヤーでした。
機種選定のゴタゴタがロッキード事件として発覚したんですが、ヒコーキのファンから見れば、トライスターに罪はありません。

就航直後に事件が発覚したのもあってか、トライスターのイメージが悪くなってしまったのは可哀想でしたネ。国内幹線のエースだった時期も短く、よりキャパシティの大きいB747SR-81の導入で影が薄くなってしまいました。

羽田-小松線への導入は割と早かったように記憶しています。それまで大きくてもB727-281だった小松空港でしたが、飛来したトライスターに改めて驚いたものです。

トライスターのキャビンには飲み物や軽食を用意するギャレーがありません。実はトライスターのギャレーは階下につくられてて、エレベーターがそれらを運んでいたのです。トライスター最大の特徴でしょう。おちょぼ口がちょっとカワイイ顔つき、何故か大きめのお尻も。

今ではJALを追い越してしまったANA国際線も、トライスターの成田-グァム線から始まりました。大量輸送のパイオニアとなったヒコーキなのに、あの事件さえなければ…。