小旅行2016年07月11日

ここのところ、どうもスッキリしないのです。それならたまには自分が癒されてみてはと思い、近場ですが泊まりがけの旅に出るコトに決めたのは一昨日でした。

今、和倉温泉に来ています。夜勤から帰ってしばらくの旅立ちなので、ムリは出来ません。途中、七尾市内に寄り夕方前には宿に着きました。早速波静かな七尾湾の煌めく光景など、日頃見られない美しさ。お風呂を何度も楽しみ、晩ゴハンのバイキングで満腹になりました。

たまには、羽根を伸ばして骨休み。明日は気の向くまま…。

能登の旅2016年07月12日

能登を旅してきました。泊まったのは和倉温泉の「虹と海」。加賀屋グループの温泉旅館でありながら、カジュアルなスタイルで人気の宿です。

この宿泊だけを決め、あとは思うままに。

春に七尾へ行った時、まだ完成していなかった「花嫁のれん館」が既にオープンしていると聞き、立ち寄るコトにしました。一本杉通りから程近いところです。

七尾 花嫁のれん館

能登では嫁入りの際、仏間の襖を開けてのれんを掛け、花嫁がそののれんを潜るという風習があります。のれんは嫁入り道具の一つ、しかしこの一度だけしか使われることがないのです。後はタンスの中へ。

一度だけの…

最近は加賀友禅のものが多いようです。またやや小ぶりのレプリカ(??)は夏場など日除けとして長く使われるとか。

花嫁のれん

展示されていたのは明治期以降のものでしたが、保存の良さには驚きました。そして平成になると、デザインはシンプルなものになったようです。

平成の花嫁のれん

この後は一本杉通りの鳥居醤油店に寄り、能登食祭市場へ。潮風を感じながら、トマトのサイダーとお菓子など…。

とまとサイダー

夕食はバイキング形式。焼きたてステーキや揚げたて天麩羅を何度もお代わりしたり…おナカも大満足。おフロに何度も浸かって、ああ満足。

コチラは大正4年に建てられた旅館「渡月庵」。虹と海のお向かいです。

由緒ある旅館

今朝も能登は青空に恵まれました。

和倉の朝

出発

ピンクの花で飾られたハートに見送られて、今日の旅に出ました。

能登の旅 22016年07月13日

能登の旅は和倉温泉を後に奥能登へと足を伸ばしました。

もっとも能登島ガラス美術館と、のとじま水族館へいくつもりだったんですが、せっかく予報が外れて晴れたので、輪島から能登半島の先端、禄剛﨑へ向かうコトに。

和倉からは近道がてら一旦能登島大橋を渡り、ツインブリッジで国道249号線に戻って穴水、それから輪島へなんてヘンテコなルート選択。でも晴れた日の能登島大橋はまるで空を飛んでいるような爽快感を味わえます。

輪島 朝市通り

午前中のうちに輪島に着き、朝市を見物。実は石川県民にして初めての「輪島の朝市」だったのです。

看板ワンちゃん

暑さを避けて露店の下に隠れていた看板犬を発見!!カワイイです。

通りの光景

一昔前なら「こうてくだ~」(買ってください)と、おばちゃんの声が飛び交うところですが、今はすっかり観光化されてて、店に並ぶのは干物など土産物ばかり。

さて、去年のNHK朝の連続ドラマ「まれ」は、ここ輪島が舞台でした。記憶に新しい今年4月、河原田川沿いに「輪島ドラマ記念館」がオープンしました。

ドラマのオープニングで登場した大きなケーキ。以前エムザで見たものです。

まれ オープニングのケーキ

館内は希の友人の母が営む「サロンはる」や、希が始めたケーキ店「プチ ソルシエール」の前身「朝市食堂まいもん」のセットがそのまま移されてました。

セットはかなりリアルに作り込まれていて、はるの美容師・理容師免状も。

なかなかリアル

コチラはプチ ソルシエールの開店チラシや包装、幟など。チラシの字は希を演じた土屋太鳳の直筆というのが判ります。魔女姫も懐かしいですネ。

プチ ソルシエール

いろは橋

館内からは希たちの高校時代によく登場した「いろは橋」も望めます。いろいろ見ているうち、ドラマの中のシーンがいくつも蘇ってきました。

この後は千枚田へ向かいました。

能登の旅 32016年07月14日

梅雨末期の雨が各地でしつこく降ってます。日中晴れ間があったかと思ったら、夕方から急変して雨。昨夜の夜勤も同じで…。

さて能登の旅。輪島を後に能登半島の先端、禄剛﨑を目指しました。その途中には棚田で有名な白米千枚田があります。
能登の食では「あご」の出汁がよく使われます。あごとはトビウオのコト。隣接する道の駅千枚田ポケットパークは去年も立ち寄ったんですが、その時食べた「あごだしそば・うどん」の美味しさが忘れられず、今回もお昼に。

白米千枚田

暑くても汗をかきながら食べて…やっぱり旨かった!!

能登では古くから続く揚げ浜式塩田が知られています。輪島から珠洲へ向かう途中に塩田がいくつもあります。

揚げ浜式塩田

砂の上に撒かれた海水は、半日もすれば結晶となって砂に付着します。濃縮と濾過へ経て、最後は窯で焚かれて塩になるのです。

塩の窯

味見もさせていただきました。塩といっても食塩とは違って海水の味そのもの。

燕

ツバメたちがのんびりと海を眺めてました。

冬は荒々しい厳しさを見せる曽々木海岸などを横目に能登半島の先端の町、狼煙へと急ぎます。国道249号線から県道28号線になって、途中には断崖沿いの1車線の区間も。

禄剛﨑

道の駅狼煙から高台へと歩くと、青い海にひときわ白く輝く灯台が見えます。ここが禄剛﨑、能登半島の先端です。

コスモス咲いてた

坂道の途中で、もうコスモスが咲いていたのを見つけました。

どこまでも続く青空と青い海。なんとも壮大な風景です。この海の向こうはユーラシア大陸!!

日本海

禄剛﨑灯台は明治16年に建てられ、以来ずっと日本海を行き交う船舶の安全を見守っています。
ここは海から陽が昇り、海へと陽が沈む場所。ちょっとロマンチックですネ。

能登半島の先端 禄剛﨑

禄剛﨑を後に珠洲へ。ここからは波穏やかな内浦です。元の珠洲駅(国鉄~のと鉄道)跡の道の駅すずなりに寄り、名物いも菓子など購入。ホームがそのまま残されてました。

この後は軍艦島や恋路海岸など立ち寄るつもりでしたが、あまりの暑さに汗だくになってしまい、それならともう一度和倉温泉に寄ってひとフロ浴びていくコトに。珠洲道路~のと里山海道を飛ばして、この日のふりだしに逆戻りです。

和倉温泉総湯に到着。

和倉温泉総湯

旅の終わりに

サッパリしたところで七尾駅前の回転寿司「夢市」へ。晩ゴハンはココと決めてました。石崎漁港で揚がった新鮮なネタが自慢のお店です。生の鯖や赤イカ、白エビに石崎エビなど…旬の味をたくさん頂きました。

「能登はやさしや土までも」と昔から言われています。そのとおり能登は全てをやさしく受け容れてくれる場所だと、今回改めて感じました。豊かな自然、風土…まだまだ広くて知らないことばかり。

近く、また能登を訪れたくなりました。

梅雨寒2016年07月15日

雨と上空の寒気のせいか、今日の金沢はこの時期としては珍しく涼しい一日になりました。やっと梅雨寒になったというか。

さて今日はお休み。午後はスカイシップでYhイントラの初中級クラスを受けてきました。コリオ後半がまたレイヤリングされ、あやうく迷子になるところでしたネ(汗)。
そのままアクトスへ移動してHsイントラの中級クラスも。コチラはコリオ前半にトリッキーなアームス、後半もリズムチェンジなどが追加になって、かなり難度が上がりました。

昨日まで能登の旅のコトを書きました。実は奥能登を旅したのはボクが小学生の頃、親戚一同で能登半島1周した時以来。その時は千里浜を経由して和倉温泉に一泊、翌日は九十九湾巡りに始まり禄剛﨑、曽々木海岸、時国家などに寄り、最後は高松辺りでとり野菜を食べたのを覚えています。

当時のと里山海道はまだ構想段階。国道249号線でさえ一部未舗装だった位で、よくこれだけのコースを1泊2日で回ってきたものだと、今更ながら感心するばかりです。

水族館のある能登島へは年に数回行きますが、今回は記憶の中の旅を具現化したかったという気持ちがありました。結局は全て蘇らせるコトは叶わず、それだけ能登は広かったと実感…。

こんな県内もよし、また県外にも魅力ある場所が多いはず。旅っていいなあ。

前を向いて2016年07月16日

今日は青空も見える時間が、ちょっとは長かったように感じました。暑さはまだそれほどでもなく、金沢の真夏はもう少し先みたいです。

よく交通事故の報道で「運転手が前をよく見ていなかった…」なんて件を聞くコトがあります。

しかし最近は、街を歩く人の殆どが前でもなく、足元でもなく、実はスマホを見ながら歩いているのを見かけます。それもガン見。何かに躓いても、何かにぶつかっても、人とぶつかっても、これでは判るはずもありません。

そのスマホにはいったいどんな情報があるのでしょう。それも今すぐでなくてはならない重大な理由でもあるのでしょうか。

目の前の大事なコトには目もくれず、必ずしも必要のない情報のために懸命にならなければいけないのでしょうか。

クルマを運転していて、ふと思った次第。

若い夏色2016年07月17日

早朝にひと雨ありました。時間帯が幸いしてトラブルにもならず、無事に夜勤から帰宅です。

一休みして午後はスカイシップでYjイントラの中上級クラスを受けてきました。コリオ前半は前に受けた時と同じ…リズムチェンジの応酬で難度はかなり高く、新しくなってた後半も同様で、結果的にハイレベル。参りました。

若い夏色を見つけました。

若い夏色~ベニシダレ

実はコレ、自宅の小さな庭なんです。ベニシダレの若芽から色鮮やかな葉、その奥はドウダンツツジの葉。

この時期ならではの色の対比に、カメラを持ち出してパチリ。

さて今日は東京上野の国立西洋美術館が世界遺産に認められました。ニュースでは関係者の喜びようが早速報じられていましたが、本末転倒な話にだけはならないでほしいというのが正直なところです。
見物客が増える、賑やかになる、経済効果がある…ついそんな見方をしてしまうのが日本人の悪癖。マスコミの大騒ぎが懸念されます。

もし日比谷の地に旧帝国ホテルが建っていたなら…ル・コルビジェと並ぶ建築家、フランク・ロイド・ライトの作です。目白の自由学園などを含め、こちらも世界遺産に推されていたのかな。

真夏近し2016年07月18日

今日は日勤。昼休みにニュースで九州から東海地方までが梅雨明けと報じていました。ちょうど海の日とあって季節の変わり目にはピッタリ。

金沢はまだ梅雨のままですが、年によってはとっくに夏空なのに、何故梅雨明けじゃないんだろうと思うことも少なくありません。
気象の世界では北陸とは福井・石川・富山・新潟の四県を意味します。梅雨入りや梅雨明けの発表は新潟地方気象台が行っているためで、ちょっとした緯度の違いから生じるイタズラなんです。

そうなると、北陸はあと1週間ほど先かもしれませんネ。

いよいよ真夏。これから海や山にお出かけの方も多いでしょう、くれぐれも事故などお気をつけください。

実りの頃2016年07月19日

やや雲が多めながら、その間から覗く青空はもう夏そのもの。梅雨明けが待ち遠しい時期になりました。

今朝は小松空港へと降下していくヒコーキの音に、これは!!と思って窓の外を見ると羽田からのNH751便はB767-381ERなのに、ちょっと違うカラーリング。しかし雲に遮られ、断片的にしか確認できません。

慌ててFR24を見るとレジナンバーはJA604A「スターウォーズ」だったのです。せめてスッキリした夏空の中を飛んで欲しかったなあと…。

北陸は早場米。そろそろ稲に穂が実り始めています。

風になびく瑞穂

つい先頃、稲が伸びて青々とした風景が広がるようになったかと思いましたが、季節の移ろいは早いものだと、つくづく感じました。

でも暑いのはこれからか…(笑)。

せめぎ合い2016年07月20日

この時期の晴れた日にしては珍しく、朝から北風が吹いてました。

夜勤から帰り、一休みしていても暑さはエアコンがいらないほど。むしろ爽やかささえ感じました。
梅雨前線の勢力が衰えて、天気図には前線がもうありません。ただ北の涼しい高気圧と南の暑い太平洋高気圧は日本の上で接した状態です。残念ながら午後になって激しい雨となったところもありました。

どうやら今日の金沢は北軍の勝利だったようです。

夜になりスカイシップへ行こうとしたら、外の空気はヒンヤリと感じた位で、真夏直前いうより、もう秋になりました~みたいな雰囲気。

今夜はYhイントラの初中級クラスを受けてきました。コリオは先週の金曜と同じになり、ややレベルアップしてました。でもストレスなくきっちり動けるのってイイですよね。

明日はお休み。