往年の名車たち ― 2016年08月03日
今日も朝から大気が不安定で、早々に大雨洪水注意報が発令になりました。幸い平地では全く降らずに終わりました。
昨日訪れた日本自動車博物館。往年の名車…というより憧れのクルマたちがいっぱいでした。
トヨタ2000GTです。手前が前期型で後ろが後期型。フロントグリルの形状が若干異なっています。
エンジンはヤマハがチューンしたことでシリンダーヘッドにも「YAMAHA」の刻印があるのは知られています。極端なロングノーズ・ショートデッキの低いスタイリングの流麗さは、今でも輝きを失っていません。
オイルショックで日本車はみな牙を抜かれてしまいましたが、ボクが大学の頃にトヨタが送り出したソアラは、そりゃもうセンセーショナルでした。
久しぶりの6気筒DOHCエンジンは当時のCMで「未体験ゾーンへ」と謳われ、その加速感と高速性能に魅了されたドライバーも多かったはず。
ニッサンの希少車、フェアレディZ432です。
スカイラインGT-RのS20エンジンを移植、4バルブ3キャブレター2チョークの数字をそのまま名前にするあたり、なかなか。
マツダがロータリーエンジンを搭載して送り出したスポーツカー、コスモスポーツです。トヨタ2000GTと人気を二分していたのをはっきり覚えてます。
この宇宙的なスタイリング…たまりません。プラモデルよく組んだものです。
そしてシビックRS。ボクが今、オレンジのFIT RSに乗っているのも、このクルマへの強い憧れがあったからに他ありません。
しかしよく見るとフロントグリルに肝心の「RS」がなく、ホイールも純正(スチール)の黒にホイールリング付きではありません。
ステアリングは木目、バンパーのオーバーライダー、シートの形状からボディはオリジナルと判断されますが、一部はレストアの段階で失われてしまったのでしょう。
時代の先端を走り続けた憧れの名車たち。
「あの頃」がそこにありました。
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