懸念2017年03月22日

昨夜の雨は上がり、今朝は次第に青空が広がりました。気温は平年よりまだ低めながら、柔らかな陽射しに恵まれました。

午前中は再び香林坊大和でマスカルポーネ・シューなど…(笑)。午後はコストコや本屋さんへ。何でもない普通の日。後は仕事だけです。

公示された地価によれば、金沢はまだ上昇傾向が見られるというコトでした。昨日の話の続きになりますが、ちょっとだけお付き合いください。
上がっているといっても、実は微増なんですよ。いつまで続くかは判りません。むしろ県内各地が商業地・住宅地ともに下降している地点が多くて、ちょっと心配しています。

以前那覇のメインストリートと言われてきた国際通りを訪れた際、お土産物屋と郷土料理店ばかりになっていて、土産として並んでいる品はどの店も全部同じもの、それ以上に飲食店の客引きの多さにがっかりしたものでした。

金沢も近江町市場がすっかり観光スポットになってしまい、同じような傾向にあるのは否めません。
シーズンでもないのにカニが年じゅう並び、魚といえば「のど黒」。まるで魚だけを扱う市場のようです。ごく当たり前に買物をしようにも観光客扱いされる始末で、雰囲気が全く変わってしまいました。

この光景を観光客がどう受け止めているのか、全く判りません。未だ続く下品な「金沢近江町バラエティ」みたいな旅番組のロケ場所に過ぎないのなら、本末転倒ではないかと。

街の安売りは、人の心に訴えるものではありません。それを新幹線効果と喜ぶのなら、『はくたか』など消えて行った名列車たちは泣いているでしょう。