やっぱり聞き取れないドラマ ― 2017年07月15日
熱帯夜もすっかり慣れっこになってしまいました(笑)。
夜勤から帰宅、一眠りして午後は用事がありお出かけでした。なかなかのんびり出来ません。
自宅では朝の連ドラ「ひよっこ」を観ていますが、最近はほぼ毎回いつの間にか終わってて、あさイチが始まってしまうという展開です。
以前ダイナミックレンジの向上が小さい音はより小さく、大きい音はより大きく出来てドラマを聞き取れなくしている、という話をしましたが、それ以上に問題なのは脚本と演出ではないかと…。
まず演者のセリフが極めて断片的。平仮名にして数文字のセリフ(というより只のお喋り)が、何秒間か演者の表情大写しというインターバルを経て繰り返されるという単調な展開の繰り返しで、観る方としては飽きてしまいます。人の耳は聞く対象を自動的に選んでしまいますから、結局何も残りません。
場の流れ、話の流れを掴むにはテレビを凝視して耳をすませる必要があるのです。それを視聴者全てに求めるのはどうかと…。
先日ネットで同様な声がないか調べてみたら、思ったより多数でした。
また各放送局のドラマ全般に同じ傾向が見られるコトも判りました。ドラマ離れの原因が理解されていないのです。作り手の自己満足だけで人の心に訴えかけるのは無理があるでしょう。
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