ちょいと湯治に2018年10月21日

今日、母親はデイサービスの紅葉ドライブに出かけました。晴天にも恵まれて大いに楽しんできたようです。

せっかくなのでボクたちもお出かけ。たまには温泉にでも…と思い、とりあえず加賀方面へと出発。まず小松の木場潟公園に寄ってみました。快晴の空に遠く白山が望めました。

今朝の冷え込みで立山では初冠雪だったと聞きました。でも白山はもう少し先みたいです。

今日の木場潟公園

そろそろお昼。久しぶりに山代温泉東口の「上杉」で美味しいお蕎麦を食べてきました。腹ごなしにちょっと辺りを散策。たくさんの蓮が浮くのは「真菰ヶ池」というのだそうです。

真菰ヶ池

そのまま山代の湯を堪能するコトに。総湯へ行ってきました。意外にも空いていてのんびり楽しめましたが、脱衣所にカギがありません。貴重品は番台の外でロッカーに預けられますが、うっかりそのまま中に入ってしまわないよう注意が必要です。

またドライヤーは10円で1分出る昔の銭湯スタイル。おフロにはシャンプーや石鹸などは一切なく、全部持ち込まなくてはなりません。

総湯とは言いながらも、町の人の「銭湯」として機能しているだけなのが気になります。これでは立ち寄り湯には不向きでしょう。

総湯は古総湯と並んで意匠は素晴らしいのに…もったいないです。

それと街を歩いていて気になるのが場末感。空き家や空き店舗、朽ちた廃旅館が目立ち、まるで廃墟の中を歩いているような雰囲気で、かつ悲壮な空気が漂ってました。

温泉街の中心部だけはなんとか整備されていますが、一歩入るとゴーストタウンというのは、観光地として考え直さなければならないでしょう。将来北陸新幹線が延伸されると判っているのに、これではとても…。

かつて「お色気」だけで勝負した温泉地の現状は厳しいものがありました。

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