能登の旅 1 ― 2015年07月19日
窓の外に海が広がり、どこからか潮の匂いが漂ってくるような錯覚…旅の余韻が残った今朝はやっと晴れました。暑さも戻り、金沢は32℃近くまで上昇。
さて今日からは能登の旅をアップして行こうと思います。
同じ石川県内なのに、子供の頃以来なかなか訪れるコトが出来なかった奥能登。旅はのと里山海道を一気に走り、そのまま輪島からスタートです。
かつて国鉄七尾線の終点だった輪島駅。のと鉄道に移管したものの今は穴水までしか線路は繋がっていません。
「道の駅輪島ふらっと訪夢」として元の輪島駅が残されています。国鉄時代から使われたであろう駅名標が郷愁を誘います。
国道249号で白米千枚田を目指しました。台風11号の接近で天気はイマイチでしたが、歩いて回れました。
猫の額ほど…と言われる位、小さな田圃が続きます。先人の知恵が伺い知られますネ。
ここにも道の駅があり、ちょっと遅めのお昼は「あごだしそば」。正直あまり期待してませんでしたが、出汁と手打ちの蕎麦にビックリ。美味!!
今度は一旦輪島を通り越して、険しい海沿いの道を進みます。白く霞む二つの岬の一つは猿山岬でしょうか。
間垣の里、大沢(おおざわ)の集落です。NHK朝の連続ドラマ「まれ」の舞台としても知られるようになりました。
ドラマでは架空の「外浦(そとら)村」となっています。村役場としてロケに使われている建物がありました。
希や圭太たちが青春を語った「子供広場」の櫓は、ロケのためにつくられたものだそうです。
コチラは「民宿桶作」。ドラマと同じく元民宿です。好意により玄関先まで立入オッケイとなっています。ガラス戸も見えました。
ロケ隊の休憩に使われている公民館で見かけた、カワイイてんとう虫。
厳しい能登の自然と共存する素朴な集落、大沢。間垣はそこに生まれた生活の知恵でしょう。
この後は一般道で和倉温泉へ。チェックインを済ませ、小雨降る温泉街を散策。総湯前には大理石で出来た和倉温泉のキャラクター「わくたまくん」が可愛くお出迎えしてますヨ。
泊まったのは全国に名を馳せる加賀屋の姉妹館「虹と海」。女子旅にも人気の宿です。エントランスにはこんな心遣いも。
カメラ女子には絶好のロケーションでしょうネ。
「虹と海」はホテル感覚のカジュアルな宿。仲居さんもいないし食事は夕食、朝食共にバイキング形式なので料金もリーズナブルなのがうれしいところです。部屋は14階のオーシャンビュー和洋室。眼下をウミネコ達が飛び交ってました。
和倉温泉は海に近いので温泉水も塩分が多く含まれています。源泉は98℃だとか。飲用も出来ますが、けっこう塩分濃いです(笑)。晩ゴハン前にひと風呂、ゴハンの後にまたひと風呂と温泉三昧(嬉)。半露天風呂もなかなか。アメニティグッズもポーラとの共同開発とは驚きでした。
そして晩ゴハンは1品サービスでのどぐろの干物がついてて、これが絶品!!他の料理はと言えば和洋中揃い、ステーキと天麩羅はその場で調理しててアツアツを頂けます。何度もおかわりしちゃった位。
疲れた身体に温泉は効きました。床につくなり爆睡…。
最近のコメント