加賀温泉 総湯めぐり2015年07月30日

今日はお休み。相変わらずスッキリしない空模様です。午前中に通り雨がありました。

石川県には温泉がいくつもありますが、電車やヒコーキの写真など撮りに行った時に「温泉でも寄って来れれば」と前々から思ってました。そうこうしているうち新幹線開業で撮影シーンがすっかり変わってしまい、ならばと#2と温泉にターゲットを絞って出かけるコトに。

この前は和倉温泉だったので、今日は加賀温泉郷です。最初に寄ったのは粟津温泉の足湯。ちょっと熱めでした。

粟津温泉 黄門杉

この大きな木は「黄門杉」。かつて加賀藩三代藩主の前田利常公が那谷寺参拝の際に御手植えになったものだとか。名旅館「法師」の前にあります。

気の早い紅葉

カエデがちょっとだけ色づいてました。次は山代温泉です。

温泉街

山代温泉に着いたらちょうどお昼。何か美味しいものをと温泉街を散策しながら向かったのは蕎麦の「上杉」。山代東口近くにある古民家を再生したお店です。
つゆは関東風でちょっと辛口、手打ちの蕎麦も瑞々しく、また天麩羅も美味しく頂きました。

山代温泉では念願の古総湯にチャレンジ。

古総湯

山代温泉 古総湯

館内は檜造り。いい香りがします。浴室に使われているタイルは九谷焼です。

檜造り

この古総湯は浸かるだけのクラシックスタイル。石鹸・シャンプーなどは使えません。持って行くのはタオルだけ。まさに湯治です。ちなみに浴室にはカランはないのです。最初に古総湯が建てられた明治初期を忠実に再現しています。

風景

1階がおフロ、2階は休憩スペースになってます。寒い時期なら休憩をはさんで何度も湯に浸かるのもいいでしょうケド、さすがに今日は暑くて1回だけ。汗と共に身体の中の不純物まで出たような気がしました。デトックスってところです。

最後は片山津温泉。柴山潟は鏡のように凪いでました。

柴山潟

先日もご紹介しましたが、片山津温泉の総湯は建築家の谷口吉生の設計によるものです。今日はここでシメにしました。

エントランス

2種類あるおフロは奇数日と偶数日で男女入れ替えされています。今日ボクが入ったのは「潟の湯」。まるで浴槽と柴山潟が一つになったような、開放感にあふれています。
ちなみにもう一つは「森の湯」。#2によればそちらも魅力的みたいです。今度は奇数日狙いで来ようっと。

湖を眺めながら

帰りに小松市内で晩ゴハンの買物。お土産気分で橋立漁港に揚がったオコゼとガスエビの刺身、鯛のぬたなど買って帰りました。

小さな旅でしたが、今日も心身ともに癒されました。