またまた大雨2012年09月02日

昨日の雨で熱帯夜は解消、久しぶりに涼しく眠れた夜でした。でも秋の気配かと思えば、日中は真夏の暑さ。季節が二つ重なっているみたいです。

しかし大気の状態が不安定なため、連日午後の大雨には参ってしまいます。その度に大雨警報が出されますが、必ずしも的確ではないのが困りモノ。発令は降ってから、解除は止んで数時間後…。ボクの職場を含め関係各所が振り回される事実、少しは知ってほしい気もします。

今日はあれこれと用事があり、レッスンはお休みです。もっとも母親が体調を崩していて、世話や看病なども。

カレンダーの都合で今日が実質的な夏休み最後の日、という方も多かったんじゃないでしょうか。思えばこの夏はオリンピックが大きな話題となりましたが、67回目を迎えた終戦については、どうも意義すら薄れていたようにも感じました。特番も少なかったですネ。

もっとも東日本大震災以後、どうも原発と原爆が混同されているように思えてならないのです。本来は戦争という悲劇を繰り返さない誓いなのに、世代の違いをいいことに便乗してませんか。

ボクの両親は戦中派です。終戦前後の苦しい生活を乗り越えてきた人たちです。軍需工場に動員され、ろくな食事も出来ずに働かされている中、当時なかなか手に入らなかったお米をおにぎりにして差し入れた亡き祖母。それを何日もかけて、痛んでいても構わずいとおしむ様に、かじるように食べた父親。

戦後乗る事さえままならなかった汽車に乗り、1日がかりでヤミ米を買い出しに行ったものの、帰宅寸前に摘発に遭い全て没収された母親。そして仏壇の写真でしか知り得なかった軍服姿の、幻の伯父。戦地から送られてきた遺骨は、石ころだったかも…。

人類が幾度となく起こしてきた戦争。それが過ちであったことに反省の意を込めなければなりません。