冬の兼六園さんぽ2013年01月31日

今朝は放射冷却で金沢は氷点下の冷え込みになりました。夜勤から帰ろうとしたらFITのフロントガラスは霜が凍って真っ白。でも雪がどっさり積もっているのよりはよっぽどイイですネ。

やや霞んでいるものの、今日は高気圧に覆われて珍しく快晴に恵まれました。朝ゴハンの後、少しだけ横になってから午後はお出かけです。
最近各地から蝋梅が咲いたという便りが届きます。兼六園の梅林でも咲いているという話を聞き、それならばと午後は兼六園さんぽと決めました。

本多の森から県立美術館へと続く坂を上ると、旧美大の赤レンガ。まだ残る雪が眩しく感じました。

旧美大前の広場

早速梅林へと行ってみると、黄色の可憐な花をつけた木が目にとまりました。

マンサクの木

これは蝋梅じゃなくてマンサクという花。周りの梅の蕾はまだまだ固いのに、黄色の花がひときわ鮮やかでしたヨ。

可憐な冬の花 マンサク

一輪のマンサクをアップで。可憐な表情を見せてくれました。

兼六園の冬

結局肝心の蝋梅はドコだったのかな…まあいいか(笑)。今日は風も穏やかで、鶺鴒島を取り巻く流れは、島の姿をそのまま映し出してました。

霞ヶ池はまだ雪や氷が残ってましたが、ボクのお気に入りスポット、さざえ山からの眺めは唐崎の松と雪吊りがまるで鏡のよう!!

さざえ山から

霞ヶ池の一角

霞ヶ池と内橋亭。今日はホント穏やかな日で、冬だというのに実に気持ち良かったです。いつもの倍くらい歩いたカナ。

曲水では鴨がスイスイと。春みたいです。

曲水で戯れる鴨

冬の光

雪の残る霞ヶ池の水面を、冬の太陽が眩しく照らします。並ぶ松をシルエットに。

園内は予想外にも椿は少なめでした。そんな中、ちょうど花芯に光が当った椿を見つけました。

大きな椿が

幹

苔生し、それでも力強い幹。冬の斜逆光が演出してくれたショット。さざえ山で。

シジュウカラ

シジュウカラはこの季節、忙しそうに地平を飛び回ります。なかなか木にとまる姿は撮れませんでした。

冬の兼六園では雪吊りが有名ですが、小さな木々は挿した竹に縄でしばられ冬を越します。紅い実をつけた南天もその一つ。

南天

広坂口へ

少し陽が傾き始め、広坂口から兼六園を後にしました。

21世紀美術館の前で

金沢21世紀美術館をサラリと流し、知事公舎の前を通るとナマコ壁の土蔵と雪吊りと青空…この時期なかなか見られない光景にも出会えました。

知事公舎の蔵

今日はこんなカンジでちょっとだけ観光客気分でさんぽを楽しんできました。

夜はスカイシップでSイントラの初中級クラスを受ける予定でしたが、家の用事がありお休みしました。う~ん、残念っ。

また一つ、歳を重ねました。今日の青空は思いがけないプレゼントだったカモ。