あと、ひと月2024年11月30日

今日も金沢は鉛色。時折強い雨に見舞われてます。でもその間隔がちょっとだけ長くなってきたように感じます。

昼前は久しぶりにアクトスへ行き、Kbイントラの初級ステップを受けてきました。コリオはいつもどおり2×8の5ブロック。ラスト通しが少し早めに終わった分、ポストカーディオにスクワットを少々…。

立山黒部アルペンルートの室堂-大観峰間を走るトロリーバスが今日限りで活躍を終えました。
しかしマスコミ各社は「ラストラン」とだけ報じていて、まるで路線そのものが廃止になると誤解されてもおかしくありません。

来年はトロリーバスから電気バスに変わります。路線はそのまま継続です。

そもそもこの路線は開業以来ディーゼルエンジン搭載のバスが走ってましたが、環境問題に加えて全線トンネルなので排気ガスが問題視されてました。

そこで関電トンネルで走っていたトロリーバスを導入したワケなんですが、こはカテゴリーとしては「無軌道電車」という鉄道。レールのない電車です。室堂バスターミナルも同時に日本一高いトコにある鉄道駅となりました。

今回のトロリーバスの廃止は電気バスが実用化されたことと、トロリーバスのリプレースが重なったことにより、同時にコストがかかる信号機や架線などの鉄道施設をとりやめてトンネルを道路に戻すという話なのです。

一足先に電気バスになった扇沢-黒部ダム間も全く同じでした。

おそらく大多数の人は、来年のアルペンルート再開で電気バスに世代交代していても、見た目は同じバス車体、トロリーポールがあるかないかの違いさえ判らないはずです。

要点をキチンと伝えてください。

要は…マスコミの騒ぎすぎ、一種の煽り行為とも言えるでしょう。