言わされる現実 ― 2014年09月02日
今日はお休み。朝から青空が広がり、にわか雨の心配も殆どありませんでした。この夏もあっちへこっちへと走ってくれたFITの疲れを癒そうと、午前中は洗車。足回りの汚れも落とし、全身ピカピカになりました。
さて最近「言わされているな」と気になるコトが多くありませんか??
今年の夏、ボクが一番残念だったのは広島の原爆の日、式典での子供平和宣言でした。懸命に宣言した子供たちの行為をスポイルした文面です。
もっとも文章を考えたのは子供本人ではないのは明らかでしょう。最初に結論ありきの入り方、「繋がっている」といった表現など、まるで携帯電話会社のCMのような言い回しに落胆しました。いえ、場をわきまえない大人の書いたものを言わされていたのでしょう。
69年目の真実と事実。大切にしたいものは何ですか??
猛暑だ台風だ大雨だと天候に翻弄された8月でしたが、午後の情報番組などでやたら天気を必要以上に扱ったものが目立ちました。その番組の中で必ず街頭インタビューが用いられ「めっちゃ暑い!!」「凄い雨だった!!」など必要以上に強調していたものが多かったように見受けられました。
そこまでして無理に言わされているものを押し付けられて、同じ内容を延々と誇張しながら続けられても、混乱を招きむしろ迷惑。作り手の自己満足に過ぎません。報道ではなく誘導なのです。
そして8月初め、北陸新幹線の試運転が始まりました。「新幹線が出来たらW7系に乗って東京ディズニーランドへ行きたい」「遠かった東京が近くなって便利になる」「これからは年に何度も東京へ行ける」云々…。
本当にそう思ってますか??日曜の夜の羽田からの最終便、小松空港のバゲージクレームに次から次へと並んで出てくるミッキーマウスやドナルドダックの袋。めったに満席にならない『はくたか』指定席。これが現実です。今、新幹線がなくてはならないのですか??その答えは本音ですか??本当に乗りますか新幹線。
言わされているということは利用されていることなのです。
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