それでも走る ― 2015年02月02日
少しは春めいた話題でもと思う今日この頃、確かに沖縄からは寒緋桜が咲いたなどの話も聞きますが、北海道や東北の雪害は深刻。同じ雪国でも北陸は信じられない位に雪がないので、余計に心が痛みます。
ニュースでは遠い海外の話題ばかり、しかしもう少し国内へも目を向けるべきではとも思います。
猛吹雪の中を自衛隊が出動し、雪に埋まった家屋から人々を救出している現実。生活にも大きく影響しているはずです。
そんな雪の中、最後の走りを見せる『トワイライトエキスプレス』が青森・秋田県境付近で立往生した話題が聞かれました。
あと40日足らずで列車としての役目を終えようとしている中、逆に連日満席の人気のため運休さえままならないのです。まるで国鉄時代のようです。
かつて特急列車はどれだけ遅れようが、乗客を目的地に送り届ける使命を果たすべく、信じられないような迂回ルートを確保してまで走ったものです。
もっとも今日の『トワイライトエキスプレス』の話とはちょっと違いますが、列車を走らせる情熱を垣間見た思いでした。
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