夕方の衝動 ― 2015年02月11日
鉛色の雲が空を覆っています。一度上がった雨や雪も、午後にはまた降り始めてしまい、冬の北陸そのものです。
今日のスカイシップは朝イチバンにYhイントラの初中級クラス。普段水曜は夜に彼女のレッスンなので、昼夜逆転ってカンジでした。また先月まで金曜昼のレッスンでご一緒させていただいたメンバーさんにも再会出来ました。半月後が待ち遠しいです。
相変わらず難度・強度共に十分、心地よい疲労感だけが残りました。
お昼はスカイシップ裏の「蕎香」へ。はまぐりそばが復活してたので、迷わず頼みました。かけづゆとハマグリの出汁が絡み合い、絶妙の旨さ。ちょっと値は張りますが、絶品です。
祝日とはいえ今日は水曜なのでTVなど平日とほぼ同じです。帰宅して夕方TVを観てたら、夜勤に行かなきゃならないような感覚が蘇りました。今は日勤ですが、半月もすればそれがまた当たり前に戻ります。
あとちょっとだけ、普通の生活させてください。
近づくその日 ― 2015年02月12日
帰宅途中、ふと見かけた北陸新幹線金沢開業までのカウントダウンボードが「あと30日」。早いものです。
しかし今日の話題はむしろ廃止となる『トワイライトエキスプレス』でしょう。最終運行日となる3月12日発車分のキップが、今朝10時の発売開始即完売と報じられたのを知る人も多いはず。
帰宅すると父親が「とうとう乗れんかったな」と…。もともと大阪発の列車なので、金沢からは乗ることすら難しかったと聞きます。ともあれ一度乗ってみたかった列車だけに、廃止は惜しまれます。
また明日は在来線『はくたか』、それに『北越』の最終日のキップ発売日。コチラも早々に売り切れてしまうのではという話。
新たな旅のスタイルを提案し続けた『トワイライトエキスプレス』、新幹線連絡の重責を果たした『はくたか』『北越』などに、やっとスポットライトが当たったかなというのが率直な思いです。
昨日から『北越』には偶然にも国鉄特急色のK1、T18編成が運用に入っているようです。『トワイライトエキスプレス』と共に、最後の雄姿を残したいものです。
寒波 ― 2015年02月13日
立春を過ぎて温暖な地域からはそろそろ春の話題もチラホラ。ただ今日は全国的に冬の嵐に見舞われました。
金沢は雪こそほんの申し訳程度ですが、1日じゅう冷蔵庫のチルドルームのような冷え込みです。融け残った雪が、夕方前には凍り始めました。夜になってまたうっすら白くなってます。
この前、押入れの奥で眠っていたゴルフバッグを引っ張り出してみたら、中に何か紙が。それはずーっと前のゴルフコンペの組み合わせ表でした。そんな頃もあったなあと、懐かしく思い出しました。
そのバッグを持って、明日は小さな旅に出かけてきます。
宇奈月温泉に来ています ― 2015年02月14日
今年も宇奈月温泉へ週末旅行に来ました。
旅気分を楽しみたくて、電車で。金沢と富山の間は在来線特急の乗り納めとなるでしょう。名残を惜しみながら『しらさぎ1号』に乗りました。
巷ではキップが発売になったと新幹線のコトばかり。しかし683系の速さと快適さを改めて実感すると、なぜ新幹線じゃなきゃダメなのか、在来線じゃダメなのかという思いが募り、思わず泪。
富山からは富山地方鉄道の特急。ダブルデッカーエキスプレスに乗るはずがイベントのため運用が変わってしまい、一般車の14760系でした。
温泉街をさんぽして、足湯入って、ブルーシールアイス食べて、宿の夕食バイキングを満喫して、花火見て、もちろんおフロもゆっくりと。
宇奈月はまだ雪がいっぱい積もっています。
ちいさな旅 ― 2015年02月15日
昨日の金沢駅は、北陸新幹線のキップ発売開始でマスコミ各社も詰めかけ、まさにお祭りモード…。
今回の旅で目的の一つは金沢-富山間の在来線特急を記憶に残す事でした。あと1ヶ月足らずで、富山駅とJR特急車の組み合わせは見られなくなります。
昭和39年末のデビュー以来、特急『しらさぎ』は富山の地を離れるコトはありませんでした。
富山から宇奈月温泉へは富山地鉄の特急。12:17発のダブルデッカーエキスプレスに乗るのを楽しみにしてたんですが、座席指定券を求めに窓口へ行くと「今日は一般車での運転です」。
雷鳥カラーの14760型が代走です。まあ、それもアリか…。
雪が残る宇奈月温泉に着くと、空気がまるで違ってました。寒いです。宿に荷物を預けてまずは温泉街散策。足湯で暖まりました。
足湯のベンチには、かわいい雪だるまが。
駅前広場の温泉水の噴水は最近リニューアルされたものです。
折しも「レッドアロー」16010型の特急が到着しました。雪遊びに夢中の家族連れがゆるい雰囲気に。
泊まった宿の1階にある「カフェ・ボンフィーノ」ではブルーシールアイスを楽しめます。アイスだけでなくコーヒーも絶品でした。
宇奈月温泉駅には夜の帳が訪れました。夕食後は2～3月の土曜に行われる雪上花火大会を堪能。山々の雪がレフ板になったのか、空が紅く写りました。
さて帰りの電車は新魚津まで。もと京阪3000系の10030型でした。内装に京阪時代のものが残されています。
新魚津でJR北陸線に乗り換え(JRは魚津駅)。1054M『北越4号』で北陸線485系の乗り納めです。今日はR25編成でした。
沿線ではあっちにもこっちにも鉄の姿を確認。津幡-森本間ですれ違った1055M『北越5号』は国鉄特急色のT18編成でしたから…。
金沢に到着、乗客を降ろした車内。内外装共にリニューアルされたR編成なんてまだまだ走れそう。
最後に車体をポンポンと軽く叩き「ごくろうさん」と声を掛けてあげました。ありがとう485系。長い間北陸線を支えてくれた立役者です。思わず泪が頬を伝いました。
春の予感 ― 2015年02月16日
昨夜は放射冷却で寒かったんですが、それは今日が晴れるという証。金沢は久しぶりに青空に恵まれました。
ただ惜しむらくは月曜(笑)。せっかくの天気なのに…。
先日富山入りしたJR東日本の『カシオペア』色の電気機関車ですが、どうやら検査を行っただけのようで、既に所属に戻って本来の活躍に戻ったそうです。
てっきりJR貨物への移籍かと思いましたが、ただの思い込みでしたネ。ちょっと残念。
今更ながら、485系の走りを思い出しています。起動時の、まるでMT車のクラッチをややラフに繋いだような、どこかギクシャクした感覚。続いて直流モーターの加速音。台車から伝わるのは安定感のあるジョイント音。何といってもどっしりとした高速走行は485系の真骨頂。
今どきの電車にはない「味わい」が、そこにありました。時代の移り変わりを、ひしひしと感じています。
あと7日 ― 2015年02月17日
毎日ちょっとずつ、春が近づいてきているなあと感じるようになりました。
1月の半ば、夜勤から期間限定の日勤になり、今月末までの約1ヶ月半が長いなあと思ってました。来週末の金曜は有休を取ったので、あと正味7日。早いものです。まだ課題は残ってますが、出来る限りの事をしようと思っています。
ヒコーキでいえば、国際線仕様から暫定国内線仕様になり、再び国際線仕様に戻される、そんなカンジです。
また気を引き締めて頑張らなくちゃ。
キープ ― 2015年02月18日
日勤になって日中のレッスンはすっかりご無沙汰。すっかり運動不足かと自分でも心配してたんですが、フタを開けてみると力仕事が多くて毎日が筋トレです。
夜はスカイシップへ。水曜はお楽しみのダブルヘッダー…なんですが、水の仕事なのにほぼ毎日油まみれ(笑)。自分で判る位に工業用油のニオイがして、その気持ち悪さに初中級クラスはお休みして、まずはおフロ。
スッキリしたところでYhイントラの中上級クラスです。やはり先週より確実にレベルアップしてて、一時は目が点に。いやはや参りました。2本受けてたらどうなっていたコトでしょう。
明日は雪に…なるのかな??
雨水 ― 2015年02月19日
今日は暦の上で「雨水」。冬の間の雪が雨に変わる頃とされています。今朝の金沢は雪混じりの雨でしたが、日中以降は雨だけに変わりました。気温は平年より少し低めながら、もう大雪などの心配もなくなったのかもしれません。
もっとも、雪になる時の冷え込み方じゃないですよネ。なんか感覚的に判るというか…。
そして今日は旧正月。改めましてあけましておめでとうございます。巷では中国からの観光客が増えると騒いでますが、国内でも沖縄では旧正月を祝う風習が残っていると聞きます。
まだ知らない日本。いっぱいあると思います。そんな魅力を伝えるTV番組は、もはや地上波にはないのかもしれません。嘆かわしい話です。
三寒四温 ― 2015年02月20日
数日前の予報では、今日は雪になるというものでした。確かに今朝は屋根がうっすら白くなったかなという程度ながら、一応は雪。
「もう積もるコトないのかねえ」。こんな会話が聞かれます。
2月もあと1週間程となりました。3月の声が間近に聞こえてくる今、気分だけでも春を感じたくなります。年末迫る12月に思わぬ雪となり、慌てたのがもう遠い過去。
明日は高気圧が張り出して、金沢も晴れの暖かい日になりそうです。これから先、暖かい日と寒い日が交互にやって来るようで、三寒四温の言葉どおり少しずつホントの春になっていくのでしょう。
いつのまにか、もうそんな時期。
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