旅の余韻2013年09月12日

昨日の晴天とは打って変わって、今朝の金沢は未明から雨。一時的でしたがやや強く降ってビックリでした。その雨は午前中には上がりましたが、後はやたら蒸し暑く感じました。

今も昨日のダブルデッカーエキスプレスの旅の余韻に浸ってます。富山ならクルマでも手軽な距離。ドアからドア。いつもならサッと行ってサッと帰るところなので最近は旅の実感をあまり感じていませんでした。

でもやっぱり電車など交通機関で旅するのは、逆にセカセカしないというか、車窓など楽しみながらの移動はホントいいものです。富山地鉄の駅には古い駅舎がまだ数多く残っていて、無人化されたものも多いのですが、それでもちゃんと現代に生きています。生活に根ざした路線の魅力、ゆるい鉄道写真なんか撮れないものかと思いを馳せながら乗るのも、また一興。

でも昨日は正直、新幹線開業をも見据えた富山地鉄の力を見た思いでした。

それに比べ石川県では、新幹線後の鉄道同士の結節があまり見えてきません。心配なのは能登地方とどう結ぶつもりなのでしょう。道路は先般能登有料道路の無料化が行われたところですが、これはレンタカーでも使わない限り観光客には恩恵はないはず。

時々、実験と称し思い出したように金沢からのと鉄道直通列車など走らせてはいますが、設備に乏しく話題性のない車両では全くお話にはなりません。

以前、名鉄『北アルプス』が廃止になった時、キハ8500系がのと鉄道に譲渡されるのでは…と噂されたコトがありました。設備にも優れ、動力性能も申し分ない車両でしたネ。今思うと残念でなりません。