Fan Fan まつり in 小松2014年04月29日

今朝は雨かなと思ってましたが、意外にも弱い雨が時折ポッポツ落ちてくるだけ。昨夜とそう変わりません。

夜勤から帰り、地元局のローカル番組を観てたら小松の土居原ボンネット広場で行われている「Fan Fan まつり」が中継されてました。
もと金沢総合車両所H01編成のクハ489-501が、この場で展示されてちょうど1年というコトで、同じボンネット繋がりで懐かしいボンネットバスが2台やってきました。昭和の日にちなんで昭和のボンネットが集結です。

これはもう行くしか!!急ぎ支度を整え、小松へと向かいました。

クハ489-501

今日のヘッドマークは『しらさぎ』。文字マークが似合います。
その隣にはボンネットバスが2台。もと羽後交通のいすゞBX553と日本自動車博物館所蔵のいすゞBXD30です。既に多くの方で賑わってました。

いすゞ BX553

いすず BXD30 ボンネットバス

この白いBXD30は体験乗車も出来ました。約10分ですが小松駅の近くを周遊して、つかの間のタイムスリップ。ボンネットバスなんて2年だけ福井に住んでた子供の頃以来かも。

いすゞ BXD30の車内

車内は全席クロスシート仕様。ガイド席もあったので観光用だったのかもしれません。なにしろこのバス、パワーステアリングがないので、ハンドルの切り返しには渾身の力が必要、公道へ出るにも一苦労されてました。

また途中では多くの方がバスを見守ってくれました。関心が高かったみたいですネ。

いつか見た風景

サイドミラーに映る三角窓…夏はここから涼しい風が入ったものです。

昭和、そして平成

折しも小松駅を発車した683系『サンダーバード』。昭和と平成、邂逅の一瞬。

菜の花の道

菜の花が咲く道をボンネットバスがやって来た…なんて雰囲気で。このBX553は朽ち果ててスクラップ寸前だったものを徹底的にレストアしたものだそうで、まるで新車のように蘇ってて感動モノ。車内は路線バスでは当たり前だったロングシートです。

ミラーの中のボンネット

今日クハ489-501の運転台では、現役時代からのタイフォン(警笛)が鳴らせて、訪れた子供たちにはいい思い出になったでしょう。

さてお昼をとっくに過ぎました、おナカが空いたので小松といえば…の塩焼きそばをと、今日はボンネット広場から程近い「蘭々」と決めました。

小松市内には町家が多く残されています。その玄関先での1枚。

小松の町家で

鮮やかな新緑

新緑もすっかり増えました。カエデなど花を咲かせています。

「蘭々」の塩焼きそばは脂控えめで、かつ野菜の旨さも引き立ってとても美味しかったデス。しかも一緒にとったギョーザなんて大きめなのに1人前7コ。すっかり満足~。

おナカもいっぱいになり、カロリー消費がてら出来たばかりの「こまつサイエンスパーク」にも寄ってきました。ただ祭日なので家族連れで混雑、次回ゆっくり観るとして、世界最大級のダンプカーのコマツ930Eなど。

これはでかい

タイヤだけでも3.8m以上あり、1本で5t近い重さなんだとか。とにかく圧倒される大きさです。

せっかく小松へ来たので、帰りにマルフジに寄ってケーキまで買って帰りました。人気店でカフェも併設されています。良心的な価格設定が嬉しいだけでなく、次々と出来たてのケーキが運ばれてくるんです。ちなみにあの「メロンボール」はあと半月ほどで今年のシーズン入りのようです。

クラッチが重い!!(??)

ボンネットバスの運転席で記念の1枚。昭和の日なので昭和のカメラも持って行きました。