冬のような2014年04月06日

真冬並みの寒気にすっぽりと覆われて、冬のような寒さになりました。金沢は今日の日中が寒さのピーク、冷たい細かな雨が降っていた昼の11時過ぎに3.1℃にまで下がりました。

ようやく午後からは陽も射してきて、この寒さも過ぎ去りそうです。とはいえ今日は日勤だったので、あまり天気には左右されなかったんですケドね。

話は変わりますが、以前「アカシア便」というのがあったのをご存じでしょうか。宅配便ではありません(笑)。

かつて国内線では一部の路線や便に愛称がついてました。その中で全国各地の空港と札幌を結ぶものをアカシア便と名付けたようです。

現在Air Doが通年運航(ANA共同運航)する小松-札幌便は、昭和42年6月にANAによる夏季だけの季節運航として始まったものです。その後新潟を経由する運航形態に変わったものの季節運航はそのまま、毎年ローカルニュースで「今年もアカシア便の運航が始まりました」というのが一つの風物詩でした。その頃は経由便がまだ各地に見られ、小松-福井-名古屋便なんてのもあった位です。

バイカウント828で飛び始めたアカシア便、後にYS11、ジェット化でB727やB737に代わり、通年運航、それに直行化も実現。バブル期にはトライスターやジャンボも飛んだコトもありました。また一時期B767とA320で2往復になったのも思い出されます。

やがて乗客数は落ち着きを見せましたが、小松-東京線との共通運用のB767ではちょっと大きすぎ、かといって当時東京線の主力はジャンボなど大型機、B767では役不足の傾向は否めませんでした。そこで今のAir Doの運航となったのです。ずっとB737-54Kが飛んでましたが、アベノミクスで景気が少し回復したのか、今年3月末からはちょっと大きくなったB737-781での運航になりました。

そのB737-781を撮りに小松空港へ行きたいな…なんて思っただけで、こんな話を思い出してしまうとは…歳ですかねえ(笑)。