アナログの魔力2014年04月12日

金沢は今朝も霜が降りる程の冷え込みでしたが、日中は気持ちのいい青空でした。満開の桜と週末が重なり、お出かけの方も多かったでしょう。でも今日のボクは日勤でした(泪)。

西から進んできた低気圧で九州や四国では生憎の雨だったと聞きます。ここ北陸は北からの高気圧がしばらく張り出しそうで、雨にはならないみたいです。

実は昨日、東山界隈へ出かけたのは理由があったんです。以前フィルム巻き戻しでトラブルが起こり、再び使わなくなってたかつての愛機、ミノルタSRT-101の復活にもう一度チャレンジしてみたかったんです。どうやらスプールにフィルムの先端を差し込み過ぎてただけだったのかも。

結果から先に言うと、全くトラブルもなく撮影出来ました。今日の写真はその成果です。

橋場町の枝垂れ桜

橋場町緑地の枝垂れ桜は色が濃い目。昔「ト一亭」があった場所です。ここを起点に梅の橋を渡って宇多須神社へ向かいました。

今日も春色

宇多須神社と桜

レンズはずーっと愛用してきたMCロッコールPF55mm F1.7。今更ながら味わいのある1本だなと感じました。オールドレンズの魔力??

手水鉢

開放近くでは柔らかな描写をしてくれます。

春の記憶

こちらは白い桜。その白さが眩しい位でした。青空にいっそう映えてましたヨ。

白く輝く

浅野川大橋

浅野川大橋と桜。ちょうど川面が輝いてとても印象的。また市内方面行きのバス停前にある枝垂れ桜はとても大きく、枝ぶりもまた見事。今年は天候にも恵まれ、いろんな桜を堪能出来ます。

バス停前の枝垂れ桜

久しぶりに持ったフィルムカメラ、昨日はシャッターを切ってから反射的にカメラの背面を見てしまったり…そこにはモニターはなくASA/DINの換算表しかありません(笑)。それに何度巻き上げを忘れてシャッターを切ろうとしたことか…。すっかりデジタル慣れしてました。

忘れかけてたアナログ感覚。それは「撮る」行為の原点かもしれません。