ローカル旅論2017年02月12日

今日も金沢は雪が積もっては融けての繰り返し。

夜勤から帰り、少し休んでから朝ブロを決め込みました。この時期、身体を温めるとなんかホッとします。レッスンもないので後はのんびり。

旅番組をよく観るボクですが「ローカル路線バスの旅」とか「ローカル線聞き込みの旅」なんて番組は、好きではありません。
どちらも気になるのが東京目線であるということ。前者は日本全国どこでも東京と同じようにバス路線があるという前提。出演者の「そんなはずは…」「あると思ったんだけどなあ」などは典型的なものだと思うのです。よくもまあ人気シリーズとして続いたものだと。

過疎化に始まる路線の縮小や撤退、地方の現実です。生活路線さえ失い、高齢者も自らクルマを運転しないと何も出来ないのです。

また後者は列車が次々とやって来る、駅前には街があって必ず何かがあるという前提。地方の鉄道ではホームしかない無人駅がザラです。駅名のフィーリングだけで「何かあるはず」と探してもムリなのです。常に駅に利用者がいるとは限りません。次の列車まで数時間…それも地方交通の現実。

どちらの番組も、道中のドタバタを楽しむ分にはいいかもしれませんが、ボクはそんな気にはなれないのです。