『花嫁のれん4号』にて2016年08月26日

今日はお休み。午前中は晴れて真夏の暑さだったのに、午後は一転して雨となりました。

午前中はのんびり過ごし、午後はスカイシップでYhイントラの初中級クラス。月のシメというコトもあって早めのコリオ展開で、レイヤリングも最終形となりました。強度高い…。

その後アクトスへ移動してHsイントラの中級クラスを受けてきました。
コリオ前半(月曜のラスト通しで後半になったパート)はそのまま、後半が新しくなりました。その後半は昨日スカイシップで受けたもののデチューン版だったので、割とスンナリ。

さて、先日のプチ旅から『花嫁のれん4号』の話です。

『花嫁のれん4号』和倉温泉駅にて

内装・外装共にオリジナル車から大幅に手を加えられていますが、元々が近郊形なので細長い窓があったりと、苦心した跡が見られます。

それでもこの車内の雰囲気は秀逸!!

シートと通路

妻面は金箔が貼られていますが、荷物棚まで金ピカ。

一面金箔

七尾線の電車特急『能登かがり火』は金沢-和倉温泉間を1時間もかからずに走りますが、『花嫁のれん』は普通電車とあまり変わらない80~90分かけてのんびり走ります。七尾線は単線、しかも既存のダイヤにあまり手を加えず設定した「差し込み形」なので、特急料金は専ら設備料金みたいなものでしょう。

『花嫁のれん』に使われているキハ48形ディーゼルカーは国鉄時代につくられたものですが、JR西日本になってエンジン・トランスミッションの換装が施されパワーアップされています。
しかし足回りは殆ど手をつけられなかったので動力台車のデフが一組のまま、つまり2WD仕様。4WDにするには台車に推進軸を通さなければならず、足回りの大幅な改造が必要になってしまうのです。
つまり大出力エンジンにしたくても2WDでは空転の原因になるので、せっかくの新しいコマツ製エンジンもレートダウンを余儀なくされたとか。

発車時の出足がいま一つだったのは、こんな理由でした。

もっとも、のと鉄道の主力車NT200形、『のと里山里海号』のNT300形は4WD仕様の動力台車を有し、エンジンも定評あるカミンズ製ターボディーゼル。車体が『花嫁のれん』より一回り短く、しかも軽いので出足は電車とほとんど変わりません。

金沢に着くと、ちょうど大阪からの『サンダーバード』が683系リニューアル編成で着いたところでした。

683系リニューアル車編成

気がつけばもう8月最後の週末。台風10号「ライオンロック」が再び北上の兆しを見せています。