函館の旅 42016年10月09日

昨夜はトータル70mmを超える大雨。一晩中対応に追われました。ヘトヘトになって夜勤から帰宅…。

楽しかった函館の旅。でも一つ引っかかっていたのが折から西日本へ接近している台風でした。予約していた帰りの羽田-小松便(NH759便)は欠航の可能性があり、函館-羽田便も含め早めの便に振り替えたのが2日めの夜。

ひとまず安心して3日めの朝を迎えました。函館を後にするのは惜しいですが、またの来訪もまた楽しみというものです。

ホテルをチェックアウト、荷物を預かってもらい、市電で五稜郭公園前へ向かいました。

五稜郭

さっそく五稜郭タワーに上りました。眺めの素晴らしさもさることながら、五稜郭の大きさと、幕末にこんなに巨大な城郭を造り上げたコトに驚きです。

函館山から続く市内の眺め。

函館ビュー

タワーには床がガラス張りになってるトコがあって、やっぱり怖いもの見たさを体感(笑)。

足元はガラス張り

タワーを下りて五稜郭へと歩いていきます。少しでしたが紅葉が始まってて、本格的な秋の到来を感じました。

色づく五稜郭

箱館奉行所

この箱館奉行所は最近再建されたもの。説明によれば行政、警察、司法などあらゆる公的機関が集まっていた場所なのです。

奉行所裏

五稜郭の近くで見かけたクマの銅像です。愛嬌たっぷりで、何人もの人が足をとめたり記念撮影をしたり。

かわいいクマの銅像

今回、何度も乗った函館市電。近くでも遠くでも、気軽な街の移動手段として親しまれているのを感じました。
この古いタイプの電車は駆動装置やコンプレッサーなど、実にいい音を奏でてくれて…。

函館市電

ホテルに預けた荷物を受け取り、函館空港へ向かいます。ANAのサイトで運航状況を確認すると、羽田-小松便は振り替えた便も欠航が決まり、帰る術をなくしました。こうなると東京でもう1泊するしか策がないんですが、翌日の便は午前は満席、空席アリの午後の便では仕事に間に合いません。

空港へは市電と函館バスを乗り継いで、最後に街を遊覧するコトに。車中で何度かANAのサイトをチェックしてると、満席だったはずの朝イチバンの小松便に空席があり、スグに確保に成功。一瞬にして陽が射しました。宿も天王洲アイルの第一ホテル シーフォートで決まりました。

函館からは当初AIRDOとANAの共同運航のHD60/NH4760便を予定していたんですが、前夜振り替えた関係でNH556便に。B787-881(ex.JA821A)での運航でした。

SAAB340

エプロンに並ぶ可愛いコミューター機に見送られ、函館を後に。後で知ったんですが、この日は振替前の便だとB767-381特別仕様機のBEAR DO(ex.JA602A)がアサインされていたとか。しまったー。

しかもJA602AはANA時代にモヒカンブルーだった機体(悔)。

機窓

B787の特徴の一つである電子シェードを使うと、こんな幻想的な光景を見るコトが出来ます。

とにかく東京までは帰ってきました。無理を承知で夕方小松へ向かったJL191便は、あえなく引き返しに。やっぱり。
ホテルはなんとスイートルーム。もちろんツインと同じ料金で、直前の予約だとこんなおトクなコトもあるのだと改めて知りました。

部屋からの眺めはこのとおり。セレブ気分満喫(笑)。

天王洲の夜景

せっかく東京に来たので、新宿のオッシュマンズでエアロのウェアを購入。もしかしてと思いSuicaもPASMOも持って来たのが功を奏しました。

部屋から朝の風景。レインボーブリッジが見えます。

お台場の朝

朝焼けのビル群がメタリックに光ってました。

朝焼けの街

せっかくのスイートルーム、もっと楽しみたかったんですが早々にチェックアウトを済ませて羽田空港へ向かいました。

NH751便はB767-381からB787-881(ex.JA824A)に機種が変わってました。席が確保できたのもそのおかげで、なるほど座席指定の画面で普通席のアブレストが3-3-3だったワケです。B767なら2-3-2のはず。

富士山と芦ノ湖と

羽田-小松線は国内線絶景路線の一つです。箱根や芦ノ湖、富士山から駿河湾、伊豆半島までもが一望に。

まだ雲の残る小松空港に降り立ち、都合3泊4日となった今回の旅を終えました。