美術館と文学館2014年07月31日

熱帯夜が続き、朝のヒンヤリした空気は望めそうもありません。今日も朝から暑くて参ってしまいます。夜勤から帰った頃は既に34℃…。

一休みして午後は広坂近辺で行われている展示をハシゴしてきました。まずは旧四高にある石川近代文学館で開催中の「妖怪えほん原画展」へ。先日の明治村以来の、古い建築の匂いがしました。

展示物は撮影NGなので、建築の写真です。

旧四高の階段

ここは金沢大学の前身、旧第四高等学校の校舎として建てられたもの。この階段も、かつては学生たちが賑やかに行き来したのでしょう。

ガラスは語る

ドア上の欄間部分のガラスなんて、今よりもずっと歪んだものが組み込まれてました。

ベンチ

廊下に置かれたベンチはもちろん当時のものではありませんが、雰囲気はすごくマッチしてました。
以前は冷房がなかった石川近代文学館ですが、今は涼しく観賞できるようになってます。

続いて金沢21世紀美術館で行われている「レアンドロ・エルリッヒ-ありきたりの?」へ。レアンドロといえば美術館の目玉ともいえる作品「レアンドロのプール」で有名です。

金沢21世紀美術館は建築家ユニットSANAAによるシンプルな空間構成で、もはや全国区の人気。それはどんな美術作品をもスポイルするコトがありません。

空間の妙

ご存じレアンドロのプール。今回はそれ以外に目を見張るような彼の作品が観られました。決してトリックアートではなく、普段目にするものの中に潜む不思議さのような…。

レアンドロのプール

プールの底から

プールの底から見上げると、こうなります。どちらの展示会も必見の価値大いにアリでした。暑くても足を運ばれてはいかがでしょう。オススメ。

夜はスカイシップでSkイントラの初中級クラスを受けてきました。先週と同じベースムーブメントから組み合わせを変えて別物に仕上げ、メンバーさんを飽きさせないという彼らしい配慮が嬉しかったです。