終戦の日に2011年08月15日

66回目の終戦の日。今年は東日本大震災が大きな被害を出したこともあって、どこかオーバーラップした、いやオーバーラップさせた表現も見かけます。

その多くは「責任の在り処」。国内外に多大な犠牲を出した太平洋戦争の責任は軍部の暴走と片づけられているように思われがちですが、今になって残された情報や記録が、もっと他の要因があった事実を物語るようになりました。

結局は都合の悪い事は隠す、曖昧な表現に変える、無かったことにする、そして煽る。こんな事の繰り返しがどうしようもない結果を招いたように思うのです。事実に気づいていた国民に対する強力なプロパガンダ。

さて、今はどうでしょう。冷静になって考えてみましょうよ。そんな体質なんて殆ど変わってないじゃないですか。ちゃんと反省しないと…その日が今日、終戦の日だと思います。