錦秋の白山スーパー林道2012年10月30日

秋も深まった今週半ば、どうやら雨の日が続きそう。石川と岐阜にまたがる白山スーパー林道は例年にないキレイな紅葉と聞き、夜勤明けでしたが思い切って今日、両親も連れてドライブしてきました。

今朝はあいにく曇り空でしたが、幸い昼前には晴れ間も見えはじめまずまずの日和に。途中の道の駅で栃餅などを買いこんでスーパー林道を目指します。

料金所の手前、中宮展示館の前で小休止。

中宮橋

手取川の支流の蛇谷川は徐々に急峻な流れに変わっていきます。水は澄み、そして冷たそうです。

秋の蛇谷川

料金所を過ぎると、いよいよ本格的な紅葉と大自然が待ち受けていました。いくつかある滝は、それぞれ違った表情を見せてくれます。
まずは「しりたか滝」。周りの紅葉とのコントラストが見事でした。

スーパー林道の紅葉と滝

静かに注ぎ落ちるような「姥ヶ滝」。滝壺近くには露天風呂・足湯があるんですが、徒歩で物凄い高低差をクリアしなければなりません。

姥ヶ滝

落差のある「ふくべの大滝」です。スーパー林道で一番の見どころでしよう。水量が多い時は展望台まで飛沫が及ぶそうです。

ふくべの大滝

とにかくキレイだった紅葉。「スゴイ」と何度も口にした位です。標高1,450mの三方岩駐車場は県境を越えた岐阜県、後は白川郷まで一気に下ります。

白川郷といえばもちろん世界遺産にも登録された合掌造の集落。さっそく秋の表情をいくつか撮ってきました。

白川郷へ

ちょうど伝統の茅葺き屋根の葺き替えでしょうか、貴重な工事シーンが見られましたヨ。

屋根の葺き替え中

日本の原風景

こちらでは時折小雨が降りましたが、さんぼには問題ナシ。小川、それに小径…忘れかけてた子供の頃の原風景が蘇りました。

茅葺屋根

合掌造の小屋組は釘など一切使われていないのは有名です。こうして軒下から屋根を見上げたら、縄で頑丈に組み上げられてました。

小屋組のディテール

よく紹介される白川郷の放水って、この消火栓が活躍するのかな??

消火栓

色づく木々と実りを迎えた木々。日本の秋っていいなあと思える瞬間かも。

秋の実、合掌造

その場で焼き上げてもらった五平餅を頬張りながら、しばしの散策。スーパー林道と合わせ、とても充実した日になりました。

明善寺の前で見つけた老木。

老木と合掌造

秋の白川郷

帰る直前に雨は本降りになってしまいましたが、両親も深まりつつある秋を満喫出来たようで安心しました。

東海北陸道~北陸道と走り、帰宅。