この10年に2014年11月21日

都合10年あまり、ずっと続いた夜勤でしたが今朝とうとう終わりました。来週からは日勤です。

この10年、変わったもの、変わらないもの、いっぱいあります。変わったものと言えば北陸新幹線でしょう。10年前はトンネルなどを除きあまり工事も始まっておらず、新幹線が現実味を帯びるコトもありませんでした。

10年前の北陸線はといえば、国鉄型の天下。485系『雷鳥』や475系普通電車がまだまだ元気に走っていて、ここ数年のうちに、しかも急速に数を減らすとは信じられませんでした。もっと写真を撮っておけばと、後悔しきりです。

ヒコーキも小松-羽田線はジャンボなど大型機の天下だったのに、今はB787-8やB767-300が主力、去年のANAジャンボ里帰りが懐かしく思えます。

長いようで短かった10年。これも仲間たちや支えてくれた家族のおかげ。感謝しています。

午後はスカイシップでYhイントラの初中級クラスを受けてきました。こちらもラストとなりました。平日の昼間はもちろん仕事となるので、休みでも取らない限りムリ。ずっと楽しい時間を共有出来ました。ありがとうございました。

さて変わらないものも。10年前、夜勤に就いたばかりの頃は生活リズムの変化に馴れず、夜勤から帰るとまず夕方前まで寝るのが普通でした。
まどろみの中で目覚め、おもむろにテレビをつけると地元局の「カタビー」のCMが…やがて水戸黄門(たまに大岡越前)が始まります。これは10年変わりませんでしたネ。

同じ頃、南風の時は羽田からのNH755便のB777-281が「くおーーーーーーん」とエンジン音をたててHIMRO RNAV ARRIVALで降りてくるのです。もっともコチラはRNAVとなってからなのでもっと最近の話ですが、どちらも夕方前の儀式みたいなカンジでした。

夜勤明けの日はいいとしても、夜勤入りの日は同じ光景が「そろそろ仕事に行かないと」と急かされているようで、ちょっとブルーでしたケドね(笑)。

ANA B777-281

今日はこの時期には珍しく南風。いつものNH755便が、いつものB777-281で降りてきました。

そういえば今朝の新聞には来春の北陸新幹線開業と同時に、小松-羽田便のダウンサイジング化される話が発表されてました。既に全便がB767化されているJALに続きANAもB767とB737を半数ずつとするコトになり、B777やB787-8はどうやら見られなくなりそうです。予想通りとはいえ、寂しい話です。

夕闇せまる広坂界隈

夜の帳が下りた広坂。街の明かりとライトアップされたしいの木迎賓館などが美しく見えました。