金沢市玉川図書館2014年11月25日

冷たい雨の一日でした。今日から心機一転、日勤にカムバックです。天気とは反対に仲間がとても暖かく迎え入れてくれて、安心しました。

逆に平日にカメラさんぽが出来なくなってしまいましたが、これは致し方ないでしょうネ。まあ土曜や日曜に楽しめるので、問題ないです。何ならたまに有休を取ってもバチはあたらないでしょう。

先日、雨の日に金沢市玉川図書館へ行ってきました。この図書館は金沢出身の建築家、谷口吉郎と息子・谷口吉生の合作です。もう32年前の作品とはいえ、全く色褪せない魅力と斬新さがあります。

小一時間読書を楽しみ、館内撮影の許可をもらってちょいとスナップ。書架のあるメインフロアと管理棟が中庭を挟んだ別々の棟となり、魅力的な空間構成となっています。

図書館

メインフロアから階段を上ると、廊下を介して管理棟2階のカフェ、さらに自習室へと導かれます。思わず歩きたくなります。

ブリッジ

雨の表情

雨の日。ガラスに映ったのは雨粒だけではありませんでした。

閲覧コーナー

閲覧コーナーと書架。天井が高く開放的です。

書架

金沢市玉川図書館の中庭

中庭や管理棟の外壁はレンガ貼り。保存されたの赤レンガ造の工場とイメージを統一し、また二つの棟を繋ぎながら空間のアクセントとなっているのが、丸く穴を開けられた鉄骨梁。

初冬の街角

とかく加賀百万石を標榜したがる今の金沢にあって、時代の先を行く現代建築もなかなか頑張っているのです。