兼六園 気の早い桜 ― 2016年03月24日
弱い冬型の気圧配置。昨夜から細かい雨が降ったり止んだり。それでも日中からは青空も垣間見えました。随分寒く感じますが、これでも気温は平年並み。
今日は兼六園で撮った気の早い桜です。もう満開になってました。周りのソメイヨシノは蕾が膨らんだかな…といった程度、ひときわ目立ちます。
百間堀に面する下坂のカラミザクラです。今年は上坂のツバキカンザクラに先を越されましたが、負けじと咲きました。
この桜は長めのシベに特徴があります。花弁もやや白め。どこか清楚なイメージを感じますネ。
春の淡い光の中から飛び出してきたような…そんな雰囲気で。
続いてはツバキカンザクラ。兼六坂(金沢の人は「尻垂坂」といいますが…)から見上げてみました。花の数だけでもタイヘンなものです。まるで枝垂れ桜のような妖艶さ。
上坂から見てみると、温和な表情。濃いめのピンクで小ぶりの花が、もうこれでもかという位にたくさん咲いてます。カメラを向ける方も多かったです。
この日はカメラご夫妻に出逢いました。しかもお二人ともニコンF3。フィルムカメラとは潔いじゃないですか。しばらくカメラ談義の後、梅園の枝垂れ梅を撮りに行かれた様子。
下校の道すがらの花見…粋なもんですねえ(笑)。
学生さんのグループでしょうか。ワイワイ楽しそう。
広坂に戻ってみると、コチラも女子旅の3人。「ねえ、これからドコ行く??」なんて話でしょうか。柔らかな光が彼女たちを包みました。
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