FUKURAM and ki-bo ― 2016年03月31日
この26日から、お隣の福井では日本初、二つの交通事業者による路面電車の直通運転が始まりました。
せっかく晴れて暖かくなったのに、夜勤明けだからといって部屋でゴロゴロしてるのも勿体なくて、午後福井へと出発!!
相互直通運転は福井鉄道とえちぜん鉄道の二社で行われ、福井鉄道は3車体連接の「FUKURAM」と元名鉄車のモハ770形が、えちぜん鉄道は2車体連接の新鋭「ki-bo」が、その任にあたっています。
FUKURAMもki-boも岡山電軌の「MOMO」に始まるボンバルディア(新潟トランシスがライセンス生産)製の新型路面電車です。北陸では万葉線や富山ライトレール・富山地鉄が同型車を既に走らせていますが、コチラは車幅が少し広くなっているとか。
このFUKURAM第3編成はライムグリーン。第1編成はオレンジ、第2編成はブルーに塗られています。今のところ相互直通運転には第1、第2編成が使われていて、第3編成は福井鉄道線内だけの運用らしいです。
ちょぅど足羽川を渡るところ。桜並木がキレイです。
コチラはえちぜん鉄道の「ki-bo」。黄色のボディです。
ぱっちりお目目と丸い口元。とってもカワイイですネ。意匠の違いとはいえFUKURAMとは対照的です。
コチラはキリッとした表情のFUKURAM。
もと名鉄美濃町線のモハ870形も、福鉄カラーがすっかり定着したようです。折り返し越前武生行きとなって待ち合わせ中。
線内運用のモハ800形。レトロな雰囲気の街路灯やセンターポールを生かして、モノクロで仕上げました。
すっかり生まれ変わった福井駅前。福井鉄道の通称「ヒゲ線」はJR駅前広場まで乗り入れ、新しくなったバスターミナルと直結されました。その駅前広場も斬新なデザインです。
福井でも富山でも地方交通における鉄道のウエイトはまだまだ大きなものがあります。さらに新たな時代を模索し続けています。
福井の桜は金沢より早く咲いてて、もう見頃。明日はその模様を。
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